スナイパーについて
スナイパーは響(Twitter)がオリジナルで開発した売買の参考になるインジケーターで、相場分析の一つとして使う様々なオシレーター指標をマルチタイムで判断して、わかりやすく可視化したインジケーターです。
TradingViewというサイトでチャートを利用する事で表示して使う事ができます。(※機能は制限されるが無料利用可能)
相場はオシレーターだけで買いか売りかを判断して勝てる程甘くはありませんが、一つの目安として多くの方が参考にされる指標です。
こちらのオシレーターを様々な時間軸に当てはめて、現在は買えそうか、売れそうかの一つの判断材料としてチャート上に可視化しています。
スナイパーは利用権限をクリプトシティというサイトで販売しているので、ご興味のある方はご覧ください。
オシレーターとは:相場の強弱を表すテクニカル分析の指標。
「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断し、その反転を予測して逆張りに利用するのが一般的で、RSI、サイコロジカルライン、ストキャスティックス、ボリンジャーバンド、MACDなどが代表的なオシレーター系の指標です。
参考:大和証券引用
SniperEAとは
スナイパーEAは響(Twitter)が運営するコミュニティ(DISCORD)に参加されている方に無償で配布をしている、MT5で利用できるEA(自動売買ストラテジー)です。
EAとは:EA(エキスパート・アドバイザー)とは、証拠金取引プラットフォームのMeta Trader5(MT5)上で使える自動売買プログラムのことです。 EAを使うことでトレードに時間をかけられない人でも自動売買を行う事ができます。MT5のシステムを使う事で、プログラム等に馴染みの無い方やトレード初心者の方でも簡単に導入して、トレードを行うことが可能です。
MT5とは:MT5(Meta Trader5)とは、FX(外国為替証拠金取引)やCFD(差金決済取引)など様々な金融商品を取引するためのプラットフォームです。
参考:OANDA引用
Twitter等でも #スナイパーEA のタグで呟いておりますのでご参考ください。
スナイパーEAだいぶ出来てきた!
FXGTの予定かな、選択があまり無い#スナイパー pic.twitter.com/OIp4Fpssn5— 響@トレーダー (@Whiskey_bonbon_) January 5, 2022
スナイパーをテスト的にMT4、MT5に落としてみて、FXGTのBTC/USD(1H)でバックテストかけてみたら、2021年は自分の想像から100倍くらい斜め上をいく結果をSEに教えてもらって、驚愕
オシレーターだけでこんなに勝てるものかw マジか
MT4とかなら為替とかでも動かせそうだけど、どうかな#スナイパー pic.twitter.com/uQdz0O9RPr— 響@トレーダー (@Whiskey_bonbon_) January 3, 2022
ご利用を希望される方は以下のリンクからコミュニティに入って頂きまして、チャンネル名(#ea-利用方法)より注意事項や申し込み方法を確認の上、ご利用の申請をDISCORDにある専用フォームよりお願いします。
SniperEaの導入方法
①FXGTに口座の開設をする。
※ロジック防衛等もあり、無償でご利用頂く条件にFXGTの紹介コードでの登録のみお願いしております。
現在すでに口座をご利用頂いている方はMT5口座追加時に参照コード欄に hibiki_sniperEA と入力してください。
口座種別は入金ボーナス等の多いStandard口座をオススメします。
②MT5のダウンロードとインストールをする。
スマホ等にも対応しているが、EAのインストール作業等があるので、まずはデスクトップ版をダウンロードしてインストールしてください。
dllを使っているので、macOSには対応しておりません、レンタルVPS等のWindowsサーバ等をお使いください。
③ダウンロードしたMT5をパソコンにインストールする(※例としてWindowsOSのスクショを利用)
こちらのアイコンをダブルクリックする。
こちらの警告が出たら、「はい」として先に進む。
利用規約等に同意して「次へ」進み、インストールを完了させる。
インストールが完了したら自動で起動するか、こちらのアイコンをダブルクリックしてMT5を起動する。
FXGTを選択して、「次へ」進む。
既存の口座へのログインで作成したFXGTの口座番号やMT5口座を作った際のパスワードを入力してログインする。
FXGT-Demo:こちらを選択するとデモ口座での利用が出来て、実際の資金を使わずにMT5を体験する事ができるので、未経験の方はこちらから慣れるようにしたい。
FXGT-Live:実際の資金を入れて稼働する口座となり、トレードをすると実際の口座からリアルマネーを使ったトレードとなる。
起動したら、デフォルトで表示されているチャートは必要ないので、×で閉じてください。
ファイル-新規チャート-BTCUSDもしくはBTCJPYを開く (※例としてBTCUSDで説明をします。)
※FXGTは証拠金がJPYのみでも、BTCUSD等を利用する事ができますので、説明通りに使われる方はBTCUSDを使ってください。
上記のような画面になって、BTCUSDのチャートが開けば成功です。
③MT5にSniperEaに必要なファイルをインストールする
ファイル-データフォルダを開くを押す
MQL5というフォルダをダブルクリックで開く
[Experts] [Indicators] [Libraries]という3つのフォルダがあるので、DiscordのEAリンク先からダウンロードした3つのファイルをそれぞれ同じ名前のフォルダにいれる⚠注意!!:上記ダウンロードする際にフォルダごとダウンロードするのではなくて、ダウンロードしたファイルをMQL5の中の同名のフォルダにいれてください。
※ブラウザの警告等でdllファイルがダウンロード出来ない場合は、google-chrome等のブラウザを試してみてください。
MT5の再起動、もしくはナビゲータから「更新」をする
更新されて、SniperとSniperEaBTC(※画面は例として、バージョンによりファイル名が違います)がナビゲータにあれば成功です。
ツール-オプション- DLLの使用を許可する こちらに必ずチェックを入れる
④MT5にSniperEaのインジケーターを適用する
ナビゲーターからSniperをチャートにマウスでドラッグ&ドロップする事で適用されます。
インプットよりモードの設定ができます。(※モードについては以下の設定項目を参考ください)
チャートにこのように赤や黄色の矢印が表示されれば適用された事となります。
⑤MT5にSniperEaのインジケーターを適用する
インジケーターの適用と同じく、マウスでSniperEaをドラッグ&ドロップでチャートに適用させる
共有:アルゴリズム取引を許可にチェックをする
インプット:以下の設定項目を理解してから各自で設定する
チャートに戻り、アルゴリズム取引をON 右上のSniperEaが青マークになっていれば、正常に動作します。
※この状態ですでに稼働しており、設定通りにエントリー等がされます、必ず確認してください。
※EAの稼働はMT5を常に起動しておく必要があります、自宅PCの場合は常時電源ONが必須となります。
Sniper (BTCJPY,H1) Not all data of RSIPeriod1hHandle is calculated (???bars ). Error0
上記のようなエラーが出る事がありますので、エラーが出た場合は以下の操作をしてください。 (?は数字が入ります。)
理由:過去1年分のチャートデータが必要なのにデータ数が足りないというエラーです。
対策:以下のようにしてデータを呼び出してください。
こちらのチャートバーで、BTCUSDとBTCJPYのH1とH4データを、2020年から取得してください。
情報呼出をクリックすると以下のようになります。
ツール-オプション-チャートからチャートの最大バー数を10000にしてください。
(1Hの場合)24×365=8760本
◆定期メンテナンスの注意事項
MT5口座にログインすると定期メンテナンス情報が出ますが、日本時間の月曜日早朝にメンテナンスがあります。
正常に再接続される事もありますが、接続されない事がありましたので停止等含めて自己責任にて対処してください。
現時点の最善策はその時間は停止しておくのがベストと思われます。
SniperEa BTC 設定項目
◆スナイパー設定
スナイパーのモード設定
LOW:スナイパーのロジックに従いエントリーを判定しますが、条件が厳しく、同じ時間軸でもサインが少なくなります。
MID:LOWとHIGHの中間設定でバランスが良いです。(推奨)
HIGH:エントリーを優先するモードでロジックに従いサインを判定しますが、条件が緩くサインが出やすいです。
MTFのモード設定 (マルチタイムフレームモード)
長期の時間足を参考にするかどうかの設定項目です。
LOW:長期時間足の判定項目にもっとも厳しい条件で判定します。
MID:LOWとHIGHの中間設定でバランスが良いです。(推奨)
HIGH:長期時間足の判定項目にもっとも緩い条件で判定します。
◆エントリー設定
EAマジックナンバー
EAの稼働を区別する為に割り振られるナンバーです。
一つのEaでの稼働の場合は特に触る必要はありませんが、複数のEa(同じEaでも時間軸の違うEa)を複数触る場合は違う数字にして稼働してください。
例:JunbarikunEa(1H)マジックナンバー 1234567 JunbarikunEa(4H)マジックナンバー 3456789 SniperEa(1H)マジックナンバー 3335555
監視対象取引ペア
BTCUSD/BTCJPY両方一致:BTCUSDとBTCJPYの両方でサインが一致した場合のみエントリーします。
信頼度は上がりますが、サインの頻度は下がります。
BTCUSDのみ:BTCUSDでサインが出た場合にエントリーします。
BTCJPYのみ:BTCJPYでサインが出た場合にエントリーします。
BTCUSD/BTCJPYどちらか一方:BTCUSDもしくはBTCJPYのどちらかでサインが出た場合のみエントリーします。
シグナル設定
足確定時(推奨)
仮シグナル時(確定時になくなる可能性もあり)
仮シグナル時(途中で消えたら強制決済します)
エントリー設定
両側:売りサイン、買いサイン共にエントリーします。(推奨)
買いのみ:買いサインのみエントリーします。(明らかに上昇トレンド相場の際はパフォーマンスUPに期待できます。)
売りのみ:売りサインのみエントリーします。(明らかに下落トレンド相場の際はパフォーマンスUPに期待できます。)
取引LOT
取引LOTの設定です。
複利モードがtrueの際はそちらが優先されますので、気を付けてください。
複利モード
false:設定した取引LOTでエントリーします。
true:以下で設定するレバレッジに合わせて証拠金×レバレッジで自動でLOTを計算するモードです。
※バックテストを複利で行うと、現在の価格とかけ離れた2017年等はLOTが大きくなり過ぎてしまい、損失が大きくPFが落ちます。長期バックテストを行う際は固定LOTをオススメします。
レバレッジ設定
複利モードの際のLOTを計算する際のレバレッジを入力します。
※ロジックと挙動を理解するまで、ハイレバレッジに気を付けてください。
ナンピン設定
同一方向の連続したサインが発生して、ポジションの利食い損切りが行われていない場合の追撃ポジションをするかのモードです。
ナンピンなし:同一方向のサインで保有ポジションがある際はポジションを追加で取りません。(低リスク)
取引LOT(複利モードの場合は、注文時に計算する取引LOT):取引LOTと同一のLOTを追加でエントリーします。(バランス型推奨)
ポジション数量(1、2、4、8倍と増えていきます):保有ポジションの倍々BETをするハイリスクハイリターンモードです。(ハイリスクハイリターンモード)
注文時に、bid-ask差(pips)が、これ以上開いていたら注文しません (異常スプレッド対策の設定)
相場の急変動時にスプレッドが大きく開く事があり、リスクを抑える為に、スプレッドが異常になった際はエントリーをしない設定です。
BTCUSD:100 BTC/JPY:10000 (推奨)
◆利確・損切設定
利確処理設定
OnTick時:利食い値と損切り値を即座に求める事によりエントリーから決済までが早くなる可能性があります。
足替わり時:1時間足等でエントリーした際は、次の1時間の足に替わるまで利食いと損切りの処理を判定しません。
ナンピン設定でポジを追加で保有した場合は平均建値からの利確処理となります。
※OnTick時は想定方向へ大きく動けば期待利幅以上の利食いの可能性がありますが、足替わりでの処理となるので、その足で利食い値に到達しても利食い処理が入りません。
利確pips
BTCUSD:1pips=1$ BTCJPY:1pips=1円
損切処理設定
OnTick時:利食い値と損切り値を即座に求める事によりエントリーから決済までが早くなる可能性があります。
足替わり時:1時間足等でエントリーした際は、次の1時間の足に替わるまで利食いと損切りの処理を判定しません。
ナンピン設定でポジを追加で保有した場合は平均建値からの損切処理となります。
※OnTick時は想定した損切り幅に近い値での損切りが機能しますが、ボラの高いBTCでは早い動きの際は即座に損切りされる可能性があります。足替わりでの処理はその足では損切りが入りませんので、上下に激しく振れるような相場だと即損切りされる可能性は減りますが、想定外の損失に繋がる可能性があります。
値決済or利率決済
値設定(pips):指定したpipsで利食い、損切りが発動します。
パーセント指定(%):現在ポジションからの指定した%で利食い、損切りが発動します。
◆利確幅値、損切幅値設定
ロングの利確pips:ロング利食いの際のpipsでの値
ショートの利確pips:ショート利食いの際のpipsでの値
ロングの損切り幅pips(0は損切りなし)
ショートの損切り幅pips(0は損切りなし)
BTCUSD:1pips=1$ BTCJPY:1pips=1円
◆利確幅値、損切幅値設定(%指定)
ロングの利幅率(ポジション値から〇%値)
ショートの利幅率(ポジション値から〇%値)
ロングの損切幅率(ポジション値から〇%値/0は損切しない)
ショートの損切幅率(ポジション値から〇%値/0は損切しない)
SniperEa BTC 仕様等の補足
◆バックテストに関して
エントリー・利確・損切で、足替りを選択している場合、初値でのバックテストを推奨します。
全ティックはある程度の時間がかかるので、ontick設定の場合は正確ではないですが、ざっくりとしたバックテストを1分OHLCでしてください。
2020年以前はBTC価格が現在とだいぶ違うので、長期間バックテストをする際は利食い損切り共に%指定をしてのバックテストを推奨します。
◆バックテストパフォーマンスについて
メインとして使うのは一番成績が良い1時間足での稼働か!?
1HのMID-MID設定等がパフォーマンスがよく、DISCORDのコミュニティで通知しているインジケーターのサインも1時間メインサインとなります。
スナイパーの使い方として、製作者サイドとしてはあまり短い足で使う事を想定していないインジケーター?
スナイパーの使い方としても、オシレーターを材料の一つとして使うのは基本的に30分くらいの足から参考にするのが普通なので、30分以下の足で設定したEAの利用には個人的に疑問が残ります。
BTC価格があまりに桁が違うので、長期バックテストの際はそのあたりも考慮した設定でテスターを取りたい
長期バックテストの際に複利を使うとBTC価格が現在よりもかなり安く、現在の証拠金ではポジション量が多くなり、一撃でLCを喰らう量が多くなりバックテストの際のパフォーマンスが悪いように感じます。
長期バックテストの際は固定LOT等にして、利食い損切りを%指定、ざっくりとした損益グラフの参考にされる事をおすすめします。
まだまだ改良等を探りながら、調整中なので引き続きコミュニティでも共有していきます。
2019年からの長期バックテスト例
テスターレポート参考
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