Polkadot

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Polkadot($DOT)の詳細を解説、なぜ注目されているのか

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今年に入って高騰した銘柄は多くあるが、その中でも特に話題になったのがPolkadot(ポルカドット)だ。

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2021年2月24日現在、時価総額は5位。今回は、堅調な価格推移を見せ、なおかつ話題にも尽きないポルカドットの概要について解説しようと思う。

Polkadot(ポルカドット)とは

Polkadot($DOT)は、2020年5月26日にスタート地点となるジェネシスブロックができたプロジェクト。

イーサリアムの共同創設者でありイーサリアムのクライアント・Parity社の創設者でもあるGavin Wood氏をはじめ、権威ある3名によって創設されたプロジェクトだ。トークン(暗号資産)だけでなく、あらゆるデータのやりとりを直接行えるように作られており、幅広いブロックチェーンの相互運用を目指しているという。

Cosmos($ATOM)のように異なるブロックチェーンを連携させるというコンセプトのプロジェクトは過去にも多くあったが、ポルカドットはプライベートチェーン・コンソーシアムチェーンなど種類の違うチェーンはもちろん、データベースのオラクルなども含めて相互運用できるようになるそう。

つまり、ポルカドットは「あらゆるデータの橋渡しができるプロジェクト」ということだ。

ポルカドットの相互運用性

ポルカドット最大の特徴である相互運用性(インターオペラビリティ)について掘り下げてみよう。

ポルカドットはトークンだけでなく、あらゆるデータをブロックチェーン間で転送できるようにするネットワークプロトコルだ。もとの場所にあったデータをまったく違う環境に送る際、送り先の環境に合うよう、適切な形にして送る必要がある。

だが、ポルカドットはその手間をかけることなくデータをスムーズに送れる。たとえば、内々のシステムであるプライベートチェーンとオープンなパブリックチェーン間でのデータやり取りや、ビットコインとイーサリアムのように、異なる環境下でのデータやり取りがスムーズにできる

パラチェーンとリレーチェーン

Polkadot

ポルカドットには、土台となる「リレーチェーン(Relay Chain)」と、そこから派生する「パラチェーン(Parachain)」がある。リレーチェーンはポルカドットの核とも呼べる部分で、ポルカドット全体のセキュリティや、データのチェック方法であるコンセンサスを担っている。

パラチェーンは、土台であるリレーチェーンに複数展開できるチェーン。通常のブロックチェーンは1本のチェーンで、取引のデータ(トランザクション)をまとめたブロックと呼ばれるものを数珠つなぎのようにしていくが、パラチェーンはそれが複数本同時に存在できる。

つまり、同時にあれこれとデータの処理ができるため、スケーラビリティを向上させ送金詰まりを解消できるという。実際に、ポルカドットは約6秒に1つブロックが生成される。これがイーサリアムの共同創設者による構想というのも、うなずけるのではないか。

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AのパラチェーンとBのパラチェーンはまったく別のルールを作って運用できるため、仕様の違うデータをそれぞれ扱うことができ、スマートコントラクトも機能する。柔軟性が高く、自由な開発ができるということだ。ただし、土台のリレーチェーンではスマートコントラクトを利用できない。

パラチェーンの実行には「パラチェーンスロット」を取得する必要があり、オークションによって利用者を決める。6か月単位、最長2年のスロットを入札・利用できるため、資金がある人は継続的に利用し、そうでない人は他の入札者と入れ替わり、パラチェーンの多様性を維持できるという。

パラスレッド

パラチェーンは自由な開発ができる一方、コストがかかる。そこでもう少しコストを抑えた開発をする際に利用するのが「パラスレッド」だ。

ブロック生成のためにスロットを確保しなければならないパラチェーンと違い、パラスレッドは必要なときのみブロックを生成できる仕組みで、高度な仕組みを必要としないアプリ開発時に利用するという。

参加者の役割

ポルカドットにはいくつかの登場人物がいる。

  • Collator(コレーター)
  • Validator(バリデーター)
  • Nominator(ノミネーター)
  • Fisherman(フィッシャーマン)

コレーター

複数あるパラチェーンのうちのひとつを担当する人。トランザクションを集めてブロック生成を行い、バリデーターに渡す役目がある。担当するパラチェーンの情報をすべて持つ、フルノードでなくてはならない。

バリデーター

コレーターから送られたブロックに不正がないか検証し、最終確認(ファイナリティ)を行う人。承認したブロックはポルカドットの土台であるリレーチェーンに記録していく。

ノミネーター

信頼できるバリデーターを選ぶ人。選出したバリデーターが得た報酬の一部を自分も受け取れる。

フィッシャーマン

バリデーターを監視し、不正がないか報告をする人。

どの人もDOTをステーキングする必要があるが、フィッシャーマンはコレーター、パラチェーンのフルノードである場合に参加できる。

ポルカドットのトークン「$DOT」

ポルカドットには、プロジェクト内で利用できるネイティブトークン$DOTがある。ポルカドットでバリデーターやコレーターなどの役割を果たすためには、DOTをステーキング(預ける)しなくてはならない。

DOTを保有していると、ポルカドットのルール変更など提案があったときに有権者として投票ができる。

ポルカドットを売買できる取引所

ポルカドット($DOT)は次の取引所で売買可能。

  • Binance
  • Huobi Global
  • OKEx
  • DigiFinex

ポルカドットの強み

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ポルカドットは開発者にとってもさまざまな使い道があり、バリデーターやフィッシャーマンなどの参加者もステーキングをして報酬を得られる機会がある。

開発者にとっては、自由で柔軟な開発を進められるパラチェーン、より安価に開発を進められるパラスレッドや、パラチェーン開発キット(PDK)の提供などもあるため、イーサリアムのスマートコントラクトに比べると開発難易度が低いと言えるだろう。

参加者側にとっても、ステーキングの必要があるということはトークンを持つ理由がある=DOTの需要が高いと言える。さらに不正をすれば没収されることから、参加者は不正をせずポルカドットの治安を守ろうとするため、安全性が必然的に高まる。

暗号資産の価格上昇の大きな理由とされる「需要」がとても高いプロジェクト。価格はもちろんだが、トークンの需要だけでなく開発者側にとって利用価値の高いプロジェクトのため、今後も期待できるのではないだろうか。

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