ノーKYCでもある程度の取引環境があったBybitに進展
▶業界全体でクリーン化を進める一環として最近の海外取引所もKYCが必須となってきているが、Bybitでは質問ページを更新して、サービス利用者に対してレベル1以上の本人確認を必須とするという案内が出た。
更新されたページを見ると2023年5月8日までにKYCが完了していない口座では全ての商品やサービスでレベル1以上の本人確認を義務化して、5月8日までに本人確認が完了していないユーザーに関しては、入金や商品の新規取引ができなくなるという案内がされた。
⚠ただし、現状ではレベル1のKYCが完了していない場合でも現在のポジションの決済や注文キャンセル、ローンの返却、出金は通常通り行えるという事で、こちらの制限に関しては必要な本人確認手続きが完了次第、引き続きBybitのサービスを利用できるという旨の案内となる。
KYCとは:KYCとは簡単に言うと本人確認手続きの事で、「Know Your Customer(顧客を知る)」を略してKYCと呼ばれる。KYCは、主に金融機関の口座開設や、ローン申込みの際などに行われてきましたが、最近では、インターネットの普及によって、オンライン上で取引が完結するサービスが増えたことに伴い、金融サービス以外にもさまざまな事業者でKYCの必要性が高まってきた。
暗号資産取引所でもマネーロンダリングや、犯罪等に資金が使われないようにKYC必須化の流れが進み、取引所によってはKYCが完了していないと出金限度額が低かったり、取引制限があったり、段階的にKYCの制限を掛けているようなところもある。
✅BybitでKYC完了していないアカウントにも以下のメールが届いている。
※KYCを進めるように案内するメール
いずれにしろ今後もBybitを利用していこうと考えている場合はポジションの決済と出金だけでは使えないので、KYCをするのが必然となるだろうか。
本人確認手続き(KYC)について
本人確認手続きに関しては最大48時間程度かかるが、スムーズに進めば15分程度で完了するという事なので、まだKYCの終わっていないアカウントに関しては以下の書類を準備して本人確認を完了しておきたい。
※Bybitが受け付けている居住証明書は以下の通りです。
- 公共料金の請求書
- 正式な銀行取引明細書
- 自治体発行の住民票
- インターネット/ケーブルテレビ/家庭用電話回線の請求書
- 確定申告書
- 固定資産税の請求書
- 政府や自治体発行の居住証明書など
※Bybitでは、次のような書類は居住証明書として認めていません。
- 国内パスポート
- 携帯電話の利用明細書
- 保険書類
- 医療費の請求書
- 銀行取引明細書
- 銀行または会社の紹介状
- 手書きの請求書・領収書
- 入国許可証
KYCレベルごとの制限等について
▶bybitの既存アカウントを持っていてKYCを行うにはこちら→KYCを行う
ノーKYCで今後もいく選択はアリか!?
海外取引所を使う際にそれなりに頭の片隅に残ってしまうのは、やはり金融庁の非認可の取引所に本人確認を行うという事への多少の抵抗だろうか?
今回のBybitのKYC義務化に関しては、「日本居住者向けにサービスを提供していた」として日本の金融庁から過去に警告を受けていたため、本人確認義務化はそのような警告などをBybit側が多少考慮した上で今回のような義務化に踏み切った可能性はあります。
この点については、個人が自己の責任において未認可の取引所を使っていても法的な罰則はないが、FTX事件のような問題が起こった際は資金の返還等は守られる約束はないので、この点については理解をしておきたい。
それでも今回KYCを行わずに海外取引所の利便性を享受したいという方向けにノーKYCでも現状使える取引所を1つと、もう一つはKYCがあっても非常に簡単で書類の提出の無い取引所を少し紹介しておきたい。
Bitget取引所の紹介
運営会社 | Bitget |
設立 | 2018年4月 |
ライセンス | アメリカ、カナダ、オーストラリア |
取り扱い銘柄 | 現物180種類以上、USDT無期限40種類以上 |
ガバナンストークン | BCG |
レバレッジ | 最大125倍 |
取引手数料 | SPOT maker/taker 0.2% 先物 maker0.04% taker0.06% |
入出金手数料 | チェーンによる |
日本語対応 | 完全に対応 |
モバイルアプリ | あり |
最近Twitter等でも何かと目にする事が多い取引所でBitgetという取引所をよく目にするだろうか?
豊富なボーナスとコピートレードが話題となったが、デリバティブの取引高でも世界第5位までランクを上げており、初めの頃のBybitを思い出すような勢いで口座数を増やしている
有名なインフルエンサーだとサッカー選手のメッシと提携したり、セリエAのユベントスの公式スポンサーになった事は話題だろうか?
活動拠点はシンガポールに拠点を置く取引所で2018年4月に設立された新しめの取引所となる。
✅BitgetはKYC無しでも利用できる
✅以下のように制限はあるが、1日に50,000USDまでの出金であれば、普通のユーザーであれば不便を感じる事はないように感じる
本人確認が完了していないユーザー:
1日の出金限度額:50,000 USD
毎月の出金限度額:100,000 USD
本人確認が完了したユーザー:
1日の出金限度額:3,000,000 USD
このブログの読書様の為にBitgetより口座開設の特別キャンペーン
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(3)イベント期間中、総取引量が30,000USDT以上を完了して場合、100BGBがもらえます。(先着50名)
🉐先着人数はあるが、普通に口座開設するよりもお得なので、ノーKYCで海外取引所としての利便性を享受したい方や、豊富な取引銘柄を楽しみたい方は選択としてどうだろうか!?
Gate.ioの紹介
Gate.ioは先日記事にもしたが、2013年に中国で設立された仮想通貨取引所で、1400以上の仮想通貨を取引出来て、比較的マイナーな通貨も扱う事が多い取引所だ。
最近だと自分もアルト草コイン100倍チャレンジでマイナー通貨を取引する事があるので、ツイッターのフォロワーさんはお馴染みと言えるだろうか!?
アルト100万チャレンジ経過
GXE 0.1乗せ、0.095で半分利食いしたけど、再度同値で買いなおしてL中
BITPOINTに上場する5/16は面白そうな感じCGPT 0.15ロングのまま
最近アルト触っているgateの記事https://t.co/WInYKkfCSr pic.twitter.com/9KivTcC7WZ
— Hibiki@Trader (@Whiskey_bonbon_) May 15, 2023
サイトも日本人が使いやすいように綺麗な日本語に翻訳されており、日本人が海外取引所で取引をするのに全く抵抗なく口座開設を進める事ができる。
本人確認(KYC)に必要な書類一覧
種 類 | 必 要 書 類 |
KYC-1 基本の本人確認 | 書類は必要なし ※確認するかは分からないが、身分証の番号入力のみ必要 |
KYC-2 高度な本人確認 | パスポート、運転免許証、IDカード等の政府発行の身分証明書の確認 |
KYC-3 住所確認 | 公共料金の請求書や銀行口座明細、納税通知書、健康保険証等の確認 |
上記のようになっているが、KYC-1の基本の本人確認だけで、1日の出金額は100,000USDTなので、普通に利用される方には十分な額と言えるだろう
KYC-1に関しては比較的すぐに認証されるので、口座開設をしたらすぐに行っておきたい。
以上、今回はBybitのKYC義務化についてと、KYCの今後の在り方、どうしてもKYCをしたく無い方や、非常に簡単にKYCが出来る取引所を少し紹介してみた。
参考になれば幸いです。
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